仕事

迷っているだけのはずだった⑥

迷っているだけのはずだった⑥朝が怖かった。目が覚める前に意識だけが先に浮かんでくる。まだ暗い部屋で思う。今日も始まるのか。と理由は分からなかった疲れているとか眠いとかそういう話じゃなかった。胸の奥が静かに拒否していた。でも問題ないと思ってい...
管理職

回っている時ほど、止まる理由が見つからなかった

あれは新店立ち上げから1か月経った頃。睡眠時間は、短くなっていた。でも、仕事は回っていた。大きなミスはない。数字も落ちていない。周囲も特に困っていない。だから、問題はないと思えた。朝は少し重く感じてきた。でも、動き出せば回る。業務も進むし判...
仕事

迷っているだけのはずだった⑤  迷っているだけのはずだったのに、判断できなくなった頃

迷っているだけのはずだった⑤迷わないようにちゃんと考えようと思っていた。それは悪いことじゃなかった。慎重になっただけだった確認されることが増えた。だから軽く決められなくなった。一度決めてもう一度見直す。念のため別の選択肢も考える。慎重になっ...
管理職

判断の回数が増えすぎていることに、気づいていなかった

忙しい、とは少し違った。やることは多い。でも、処理できないほどではない。ただ、一日の中で決めている回数が増えていた。小さな確認。方向の微調整。誰かの最終判断。どれも大きくはない。だから、疲労の原因には見えにくい。でも、頭の中では常に何かを決...
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迷っているだけのはずだった④ ──自分の判断が、誰かの仕事を動かし始めた頃

迷っているだけのはずだった④最初は自分のことだけ考えていればよかった。判断も自分の中で終わっていた。少しずつ変わっていったいつからか周りから聞かれることが増えた。「これどう思いますか」「進めて大丈夫ですか」軽い確認。雑談みたいな相談。だから...
管理職

判断を説明しなくなった頃から、少しずつずれていた話

自分の頭の判断を、説明しなくなったのはいつ頃からだっただろう。以前は、なぜそう思うのか、どこを見てそう決めたのか、一応は言葉にしていた。いつからか、それが減った。「これで進めます」「この方向でいきましょう」少しトップダウンだがそれだけで通る...
仕事

迷っているだけのはずだった③──判断が、少しずつ溜まっていった

迷っているだけのはずだった③相談はしていなかった。でも何も考えてなかったわけじゃない。むしろずっと考えていた。小さな判断毎日小さな判断があった。今すぐ決めなくてもいいことでも。だから保留にした。またあとで考えよう。もう少し様子を見よう。そう...
仕事

迷っているだけのはずだった② ──まだ相談するほどではないと思っていた頃

前回、仕事で迷っているだけだと思っていた頃の話を書きました。迷っているだけのはずだった②相談はしていなかった。できなかったわけじゃない。しようとも思っていなかった。なぜか。まだ困っているほどじゃないと思っていたから。仕事は回っていた。評価も...
管理職

決めなかったのではなく、決めないまま進んでいた話

振り返ってみると、 自分は、 判断を間違えていたわけではありませんでした。そもそも、 判断していなかった。正確に言うと、 判断を 保留したまま 進んでいました。決められなかったわけじゃない迷っていたわけでも、 考えていなかったわけでもありま...
仕事

迷っているだけのはずだった

この記事は「迷っているだけのはずだった」シリーズの一部です。迷っているだけのはずだった0話はこちら最初はただ迷っているだけだと思っていた。向いていないのかもしれない。判断が遅いのかもしれない。そうやって自分の問題だと思っていた。決められない...