止まれないのではなく、止まる基準が失われていた。

管理職

止まれない、
と思っていた。

やることが多い。

責任もある。

だから、
止まれないのは
当然だと思っていた。


でも本当は、
止まれないのではなかった。

止まる基準が、
消えていた。


どこまでやれば十分か。

どこで任せればいいのか。

どこで考えるのをやめていいのか。

その線が、
曖昧になっていた。


回っている。

徐々に成果も出ている。

だから、
問題はない。

そう自分に言い聞かせながら、
判断は日々増え続ける。


止まる理由がないのではなく。

止まる“基準”が
なくなっていただけだった。

この辺りから朝は
以前の感覚と変わって行った。

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